登山口(15:18)〜林道終点(15:35)〜鞍部(16:08)〜頂上(16:34)
下山開始(16:55)〜鞍部(17:14)〜林道終点(17:35)〜登山口(17:44)

全行程約4.13Km

 梅雨のなか、久しぶりに土曜日が雨がない日だったので、以前文殊岳に登った時に、高速道路を挟んだすぐ側にあるこの山が気になっていて、文殊岳に登った時に、登山口を探したがわからなかった山である。
 インターネットでも登ったというサイトは、知る限りでは1つしかなかった。

 徳地の堀から、重源の里の入り口へ。重源の里へ向かう途中、右に串へ向かう道がある。そちらに入って、しばらくいくと高速道路をくぐり、左に「徳地 36」の高速道路をくぐるトンネルがあるので、そちらに入って、出口あたりが登山口である。少し広くなっているので、そこに停めさせていただいた。

 登山口には、崩れた民家が目にはいる。ここには2匹の猫が住んでいた。捨てられたのか。

 登山口からは、林道を歩く。途中、木が倒れていたりで、一部歩きにくいところもあるが、道はしっかりしている。
 林道の終点には、道が三方ある。一番左の道に進む。
 道は、小川を左に竹藪の中を進む。途中木が多く倒れていて歩きにくいところもあって、時間がかかる。
 小川は、右に変わり斜度も少しきつくなるが、倒木を除けば総じて歩きやすい。

 小川から山の斜面に入る。このあたりから、林間にガスがかかり、少しかすんできた。道ははっきりしている。
 少しいくと90度右に曲がり、ものすごい急坂となる。少しがまんして急坂をやり過ごすと、鞍部に着く。

 鞍部には、三角点のような石標があったが、昔のもののようだ。ここで、急坂に向かって腰を低くして写真を撮ったが、腰のあたりにマムシがいたことに後になって気がついた。下山途中ににもまだ動かずにいた。

 鞍部からはさほどアップダウンはなく、30分弱で頂上に。
 途中、少し展望があるところが2カ所程度あったが、この日はガスや霞でほとんど見えなかった。
 頂上は、全く展望はない。
 年間、ほとんど登る人はないと思っていたが、そうでもないようである。植林は少ない。雑木が多く、夏の青葉、秋の紅葉が楽しめるかもしれない。

 この時期、湿気が多い山であるが、虫が思ったほどおらず、その点は登りやすい。ただ、ぬた場がいくつもあるので、イノシシは相当数いるようである。一応気をつけよう。

 行程は、展望はないものの、歩くには楽しい山である。夏も冬も良さそうだ。


 徳地36のトンネル

トンネルの出口。中央が登山道。

廃屋にいた猫

林道終点。一番左へ

ここから、小川と別れ右に入る。

道ははっきりしている。

鞍部の石標

頂上

土田ヶ岳GPSトラック



土田ヶ岳(どだがだけ) 山口市(旧徳地町)
標高 572.7m
登山日 2008年7月5日
土田ヶ岳