国穏寺出発(15:20)~成君寺参道着(15:34)~成君寺(15:40)~登山開始(15:46)~
展望所(16:07)~展望所出発(16:18)成君寺山頂上(16:21)
頂上出発(17:08)~成君寺(17:21)~国穏寺(17:35)。下山完了。
全行程約2.66Km(国穏寺から)
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寂地山近辺の山々を最近は登っているが、以前、下見をしていた山で、天気もよかったので旧本郷村の成君寺山へ登ってみることにした。
旧本郷村の役場からも近く、成君寺を目指して、宇塚下のバス停のすぐ先の「成君寺」(左)方面へ。「成君寺山」の標識もあるが、そちらは間違い。
左へしばらく行くと、国穏寺前バス停があるので、そこから鋭角に参道に入る。成君寺まで車でいけるが、あえて国穏寺そばの広場に車を置かせてもらう。
国穏寺は人家からかなり離れているが、国穏寺にはおばあちゃんが住んでおられ、寺を守っておられるようである。かなりご高齢のようであるが、お元気であった。車を置かせてもらう了解をとり、出発する。
しばらく参詣道を歩き、成君寺の参道前に着き、すぐ上に仁王門がある。国穏寺、成君寺とも戦国時代などに戦火でみんな消失している。仁王門だけは残ったようで、仁王像が左右二体安置してあり、歴史を感じる。
このあたりは、昔年貢が相当厳しく、年貢を改めてもらうために一揆を起こし、11人の庄屋さんがその罪で死罪になったそうで、その碑が成君寺に祀ってある。庄屋さんの首塚もあるようだ。命と引き換えに年貢は軽減されたようだが、悲しい出来事である。
さて、成君寺本殿の右に登山口の案内があり、登りはじめる。登山道は急坂で道が狭く、やや傾いているので少し歩きにくい。植林帯をジグザグに高度をかせぐ。
ところどころ椿があり、清楚な花を楽しむことができた。展望所が見えてくると、急に眼下に本郷の町並みを含むすばらしい展望が開けてくる。ここでしばらく風景を楽しむ。
展望所からは、数分で頂上だ。頂上は開けていて、北側が雑木で少し残念であるが、羅漢山を含む東から南側が開けていて、眺望がすばらしい。
この日は気温が低く、日がかげると寒くなる。日没近くになったので下山を開始する。春がもう来ているのか、下山中にもう「アセビ」が咲いていた。
下山はとても早い。ゆっくりでも30分で完了。
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正面は成君寺山。登山道はこの先を成君寺(左)方面へ。バス停は宇塚下。
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国穏寺。手前の広場に車を止めさせていただいた。
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国穏寺
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国穏寺の案内板
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国穏寺から成君寺へ通じる参詣道
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落葉で参詣道が・・・。
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成君寺への参道。
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参道から仁王門を見上げる。
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仁王門の像(左)
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仁王門の像(右)
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仁王門から成君寺境内
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成君寺本殿
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成君寺案内板
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成君寺境内
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年貢軽減の一揆をおこした11人の庄屋さんの碑
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本殿右にある登山口
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登山道途中にある展望所
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展望所から
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成君寺山頂上
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三角点
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頂上から羅漢山を望む
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頂上からの風景。町並みは旧本郷村中心地
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成君寺山のGPSトラック
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