神角ルート(2007年6月30日他)


2005年5月25日他の画像


神角ルート
6月30日
登山口(15:24)〜嘉年からの分岐(16:29)〜熊野神社への分岐(16:37)〜頂上(16:57)
下山(18:09)〜熊野神社への分岐(18:21)〜嘉年からの分岐(18:26)〜登山口(19:11)

所要時間 3時間47分
約5.353km


6月30日(土)

 梅雨ではあったが、天気は晴れ。今日のメンバーは2人。
 いつもの通り、遅めの登山であったため、登山客は殆どが下山完了。車を停めた所は、既に帰り支度のグループがいて、登山を開始する前に帰られてしまった。

 さて、気を取り直して、15時過ぎに登山開始。登山口からは頂上が少し伺える。
 すぐにイノシシよけの柵ががあり、これを開けて登山道へ。通り抜けるときは必ず閉めていこう。この柵の付近にはイカリ草があった(5月5日)。イカリ草は頂上付近にも多くある。6月末ではどこにあったかさえもわからなかった。

 登山道は、雑木や植林が入り交じっているが、途中には数が少ないがブナもある。雑木の中は緑が美しい。
 途中、植林帯を歩いていると、錆びた蹄鉄があった。馬のものと思われるが、昔、木を切り出していたときのものだろうか?馬も重労働だったに違いない。ひとつの蹄鉄にも歴史(?)を思わせる力があるように思われる。

 植林帯を抜けると、真新しく削られた林道(6月末には整備されていた。)を横切ると、空は開けて木はまばらになり、笹などが目立ってくる。

 笹やナラの木立になると、近くに頂上が見えてくる。ナラの木には、木の模様かと思わせるほど無数の毛虫が幹を取り巻いていた(画像はあえて入れませんでした。)。それを過ぎると、嘉年のテレビ塔側からの道と合流する。頂上まであとわずかだ。

 しばらく行くと、熊野神社側(右)と直登の道との分岐があり、右に行く。熊野神社で登山の安全祈願をして頂上へ。

 頂上は17時前なので案の定、誰もいなかった。頂上で少し休んで、少し時期的に遅いササユリや他の花を1時間以上かけて鑑賞し、楽しませてもらった。頂上の風は適度に吹いていたが、時折ガスもあって、軽装だったため少し肌寒かった。
 また、頂上の南側はガスがかかり、徳佐など全く望めなかったので、また夏に来る楽しみが増えた。

 いつものように、18時のサイレンを聞いて下山準備にかかる。下山は約1時間あまり。
 登山口では、既に19時を回っていたが、日が長いので、ゆっくり下山できた。
 緑や花など楽しめた登山であった。

神角のバス停付近の登山口

イノシシ除けの柵。通ったら閉めよう。

イノシシ除け付近のイカリ草(5月5日)

しっかりした登山道

マムシ草

雑木林は緑がきれいだ。

植林帯にあった蹄鉄。時を感じる。

真新しい林道。(5月5日)。今はきれいに土留めしてある。
笹が多くなった所から頂上を望む。

嘉年側(手前)との分岐。正面は頂上

右が熊野神社へ。

熊野神社



三角点




頂上の案内板。





頂上付近の花たち。ササユリはピーク少し過ぎてましたが、まだ充分楽しめました。(6月30日)
十種ヶ峰(神角ルート)GPSマップ

十種ヶ峰
十種ヶ峰(とくさがみね) 阿武郡阿東町、島根県鹿足郡津和野町
標高 988.8m
登山日 2007年6月30日、5月5日、ほか