登山する山を決めるのが遅く、よって登山開始が遅くなり、16時過ぎになってしまった。
天気は悪くはないが、ガスが一部かかっていた。
さて、登山は須佐駅からホルンフェルス方面に須佐湾を走ると、すぐに高山方面の看板があるので、そこを右に曲がる。舗装路ではあるが、かなり登ることになる。そのまま登れば頂上である。途中、黄帝社方面(左)に曲がると、狭くて急(1枚目の写真参照。)な道を行くと黄帝社の門の前に着く。
この付近に車を停めさせていただく。
黄帝社には、登山の安全祈願をして、黄帝社を左にして歩き始める。少し行くとポンプ場と思われるところの後ろから山に入る。入口は、時期的に草がとても茂っている。
しばらく歩くと、雨が降ったためか、やや足元がゆるくなっている。イノシシのぬた場もあったので、普段から湿気が多いところのようだ。
平坦なところを過ぎると、いきなり急な坂となり、湿気があり滑ってとても登りにくい。太いのと細い2本の黒いパイプが道と一緒に登っている。
急坂はこのままほぼ頂上まで続き、またパイプと一緒に上ることとなる。
急坂の距離は1km弱であるが、ほぼ登り一辺倒である。距離が短いので、30分もあれば登れるだろう。靴は滑るのでトレッキングシューズが望ましい。
頂上は広く、日本海側、須佐湾側など見晴らしがすばらしい。ただ、この日はガスがかかって日本海側は全く望めなかった。須佐湾から萩沖の六島村の島々がよく見える。
晴れ渡ればすばらしい眺望が期待できそうだ。また夏に来てみようと思う。
ところで、頂上の石群は磁石石だそうなので、目で何か確かめようとしたが、方位磁石を持ってくることを考えていなかった。いきなりこの山に来ることにした、無計画さのため、やむを得ないか。
その辺に落ちていた鉄製の針金を発見。やじろべえのようにして、石に近づけると針金が動くことを確認(磁石のせいかどうかは不明??)した。
また、頂上付近には風穴もあるようであるが、時間の遅かったこともあり、行者様も含め、今回は見送ることにした。
それでも、須佐大橋や須佐湾などの風景を充分楽しみ、6時過ぎに下山開始。途中足元が滑るので、何度も転んでしまった。土は柔らかいので、また安全祈願のご利益か、幸い怪我はなかった。
ほぼまっすぐ降りていくので、ゆっくり下山しても20分程度で黄帝社に到着。
黄帝社に安全に下山できたことを報告して、高山を後にした。
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