登山口は、トイレ、駐車場などよく整備されている。信仰のために整備されているといった方が正しい。登山中には、八十八ヶ所のような札所がある如来像(かどうかはわかりません。ごめんなさい。)が数多く点在しており、その信仰の様子が窺われる。
さて、駐車場からの登山道は、すぐに植林の中に入り、道は歩きやすいが、ジグザグでやや急坂もあり、ゆっくり登るほうが疲れない。
登山中は展望は望めないが、1箇所「望湖窓」では、文字通りダム湖が望める。ここは、ありがたいことに木が切り払われ、ダムが望める「窓」が設けてある。
ほどなく林を抜けると鞍部に出る。頂上は間近である。ゆっくり歩いても45分もあれば充分登れる。
頂上は広く、高瀬弘法大師ゆかりの碑や祠がある。防災用の大きなアンテナがあるが、東南がよく開けている。
すぐ先に金峰山、南に四熊ヶ岳、海なども望める。特に北は、石ヶ岳の頂が見えるよう、視界が確保してある。
小さいが東屋や座れそうな草むらもあり、駐車場にはトイレもあることから、暖かい天気よい日は家族連れのハイキングによいと思われる。
この日は、天気がよかったものの冷たい西風があり、コーヒー等で体を温めつつ、山並みを楽しむ。
1時間半ばかり風景を楽しむも、体が冷えてきたので下山開始。
ゆっくり下山するも、距離があまりないので約20分で完了。
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