登山開始(13:34)〜遭難の碑(15:39)〜山頂(15:50)
下山開始(16:01)〜下山完了(17:40)
全行程約9.08Km(往復)

 この日は、とても天気が良くて、眺めがよいといわれている十方山を目指した。

 吉和インターチェンジから15分程度のところに登山口がある。登山口には、天気がいいことから30台前後の車が既にあった。人気の山であることが窺え、登山口には、立派な案内図やトイレもよく整備されている。

 登山口を出発する。道は歩きやすい。林間には季節柄キノコも多い。また、楓も多く、紅葉時期も良さそうだ。

 登山道では、多くの登山客とすれ違う。林間の緑がきれいなのでゆっくり登った。
 登山開始から1時間後の14時30分ころには、あれほど天気が良かったのに雨が落ちてきた。樹間を歩いているのでさほど濡れはしないが、念のためカッパを出して上だけ羽織った。思ったより強く降ったが、通り雨と思い、登山を続けることとした。

 樹間を出たころ(15:30)には、幸いほとんど雨があがった。ここからは殆ど木がなく草原となる。とても広い。少し行くと、遠くに頂上の看板が小さく見える。

 遭難の碑が途中あり、冬場に遭難された方の碑らしいが詳細は分からなかった。

 頂上からは360度見渡せる。この日は、突然の雨で周囲がかすみ、残念ながら風景は望めなかった。

 この山の本当のピーク(地図上の十方山)は少し離れたところにあるが、そこに向かう道は分からなかった。山の看板があるところにも三角点があり、ここが登れる十方山のようだ。
 なだらかな山容は懐の大きい山を窺わせる。

 雨が少し落ちてきて、日没も早くなってきているので、頂上でゆっくり出来ず、10分あまりで下山を開始する。

 9月中旬のため、登山口ではもう薄暗くなっていた。また、駐車場には2台しか残っていなく、結局最後に駐車場を後にした。
 この駐車場には、登山靴を忘れられた方がいたようで、その方があとどうされたか少し気になった。

 林間を歩いてみて、距離は少しあるが、緑がきれいな登山道である。
 改めて天気の良い日に、今度は十方山林道方面からもう一度登ってみたいものだ。


登山口付近の「瀬戸の滝」の案内板


登山口にある立派なトイレ


登山口


緑がきれいだ


登山道はよく手が入っている


遭難の碑

草原にあった花(サラシナショウマ)


草原にあった草花


草原にあった草花


草原にあった草花


遠くに頂上が見える


頂上


頂上でのHP管理人


三角点。十方山本来のものではないようだ。


ここから、十方山林道方面への案内があった。


頂上から。残念ながら遠景は望めない。


頂上から




十方山のGPSトラック




十方山(じっぽうざん) 広島県廿日市市(旧 吉和村)
標高 1,318.9m
登山日 2008年 9月14日

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