天気がよい時、また気温が低いうちに登っておきたい山である。
いつもであるが、天気がいいのでかなり遅い登山開始となった。
俵山温泉をかすめ、旧日置町と旧油谷町の分岐があり、道が細い油谷方面へ。
しばらく行くと、椎ノ木地区に一位ヶ岳の登山口案内板がある。ここを左に入る。少し行くと最後の民家がある。舗装が切れたので少し先の広くなったところに車を置かせてもらい、林道を出発する。
駐車位置のすぐそばに、ベニドウダンツツジの案内板があったが、樹木は、荒れているのかどこに生えているのか判別ができなかった。
5分程度林道を歩くと、砂防ダムがあり、林道の終点。ここには数台車が置けるようである。ここが登山口である。
登山口では、白梅がきれいに咲いていた。登山口から山の会と思われる方達のたて看板が、一定距離ごとにいろんなメッセージを添えて立ててある。和ませてもらえるものもあり、立てて頂いた方々に感謝!!。ご苦労様です。
登山道はよく整備されており、ゆっくり緑を楽しみながら登るとよい。
35分位で鞍部に到着。右に行くと天井ヶ岳へつながっているので、白滝山までの縦走もできる。
鞍部に達すると風が強いことがわかる。気温も低いようで、強い風で体温が奪われ、素手では冷え切ってしまいそうであった。
鞍部から左にまわり、頂上をめざす。ここからかなりの急坂で、約20分間ほとんど斜度は変わらない。
頂上近くになると、樹木のトンネルを抜けるように急に開けてくる。頂上付近は一面の「ススキ」であるが、よく刈り込んである。
頂上は360度見渡せ、絶景である。すぐ近くに天井ヶ岳〜白滝山が望める。ふもとに車を置いたところも見えた。また、俵山温泉の町並みも窺える。
風が強くてコーヒーとかが沸かせない。枯れたススキがあったりで、火事にもなりかねない。
日が照っているものの気温が低く、風があるので体温が奪われて寒い。風が弱いところを探して食事をとる。寒くても絶景ののなかの食事は格別であった。
ここは、シカなどの野生動物が多く、「ダニ」が多いと聞いていたが、食事中に数匹這い上がってきていた。夏の登山は避けたほうがよいかも。
今度は、雪が降ったあと登ってみたい。
風景をゆっくり楽しみたかったが、手も冷たくなって寒いので、30分程度で下山開始。
下山途中、鞍部に差し掛かると、少し離れたところからシカの鳴き声を聴くことができた。
|