駐車場(9:12)〜登山口(9:20)〜市房神社(10:22)〜6合目(11:26)〜頂上(13:14)
頂上(14:37)〜6合目(15:47)〜市房神社(16:40)〜登山口(17:22)〜駐車場(17:30)
全行程  8.9Km(往復:GPS)
標高差 1,160m(駐車場:561m〜頂上1,720.8m)


  研修で一緒だった熊本の職場の仲間から、「市房山に登から登らないか」との誘いがあった。以前から登ってみたいとその知人に言っていたので、知人のその職場の方たちで企画してもらった、ガイド付きの登山だった。
 山口を午前2時に出発。人吉ICを6時過ぎに降りる。人吉市内で昼食の弁当を買って、市房山キャンプ場の駐車場には、午前7時に到着。天気は晴れ。でも市房山は雲がかかっている。
 9時前にみんなが集まり始める。9人のパーティ。ガイドさんのミーティングを済ませて出発。
 駐車場から数分で、「市房山神宮」の鳥居が登山口である。ここから「参道」を市房山神社まで歩く。すぐに、大人5〜6人がやっと手をつなぐことができるほどの大きな杉いくつもある。このような杉が21本もあるという。ここは、すばらしい自然が残っており大事にしないといけない。
 登山口から約1時間で市房山神社に着く。ここが4合目。水くみ場もあるようだが、今年は猛暑で水がほとんどなかった。神社に登山安全祈願をして出発。ここから登山道らしくなる。
 5合目を過ぎて、「仏岩」に着いた。2人が「今日はここまでと」引き返された。この2人は市房山神社までの予定だったが、5合目までおつきあい頂いた。
 6合目は、「馬の背越」。道は険しい。山登りになれていない仲間がかなり遅れ、元気な2人と8合目で10分あまり待った。そうこうしていると、姿が見えたので頂上をめざす。このころ灌木がなくなり草が多くなる。展望がいいようであるが、ガスがかかって、麓は少し見えたが遠くはほとんど見えない。8合目からは、約30分で頂上だ。今回4時間かかったが、3時間でも登れそうだ。
 頂上では、ガスがかかって周りは全く見えなかった。そのうち強い雨が降り始めて、カッパを取り出す。遅れた者たちも10分あまり遅れて頂上に着いた。雨は、幸い10分あまりで止み、みんなで昼食を囲む。
 昼食後は、縦走コースへ降り、5分くらいのところにある「心見(しんけん)の橋」に行った。この岩には人が乗れる。うまく岩が引っかかったものだ。心がきれいでないと渡れないそうだ。雨で滑りやすかったため、1人が落ちそうになる。岩の下はかなり落ち込んでいる。
 頂上で一服して、下山開始。下りは3時間で登山口へ。
 下山後は、みんなで「湯山温泉」へ。湯山元湯の共同浴場へつかる。300円でタオル付きだ。約1時間近く入って汗を流す。ここでみんなと別れ、帰路につく。
 山口には、午前1時に到着。かなりきつい日帰り登山となった。

登山案内図。縦走もできる。


駐車場から登山口へ。


登山口。立派な鳥居だ。この参道を歩く。


途中にある鳥居。


参道にある大きな杉の案内板。


このような杉がいくつもある。


途中、一つだけ橋がある。


参道にある案内。そばに舗装路があるが、ここからは参道だけになる。


昔切られた大きな杉に植林されている。


参道は、根っこを越えて行く。


市房山神社。ここで一休み。水くみ場があるが・・・。


市房山神社にある国定公園の案内板


市房山神社の4合目の案内。


5合目


5合目のすぐ先にある「仏岩」


馬の背越の6合目


頂上の1等三角点


頂上の案内板。


雨が降る直前の頂上。霞んでいる。


心見(しんけん)の橋。下はかなり落ち込んでいる。


市房山のGPSトラック


市房山付近の地図

市房山(いちふさやま) 熊本県水上村・宮崎県椎葉村・西米良村
標高 1,720.8m
登山日 2010年 8月 21日
市房山
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