午前3時半出発。今回は2人で登ることとなった。
午前8時過ぎ長者原着。ミヤマキリシマの時期にあたり登山客がとても多い。駐車場がなかなか見つからなかったが、少し距離はあったもののなんとか駐車場に停めることができた。
午前8時30分出発。
天気は、雲が多いものの、雨は心配なさそうである。しかし、三股山や硫黄山などはガスの中。
気を取り直し、タデ原湿原の木道を歩いて雨ヶ池コースへ。昨年(2006年)より木道をすぎたあたりからは整備され、とても歩きやすくなっていた。
団体の登山客が多く、特に中高年以上の女性が多い。
登山道が三股山からの土石流などにより削られたり、寸断されたりしたところは、砂防ダムなどができて、徐々に整備されてきている。
1時間程度で雨ヶ池へ。このあたりからミヤマキリシマの花が見られるようになる。
雨ヶ池付近から時々、雲が切れ始めて日が射して、ミヤマキリシマが映える。
団体客が多いので、雨ヶ池越えを過ぎたあたりから、すれ違いのためしばしば渋滞する。
雨ヶ池越えからさらに1時間で坊がつるへ。途中ギンリョウソウやココモモの花などを見ることができた。
坊がつるでは、色とりどりのテントの花盛りであった。ここでごく簡単に腹ごしらえをし、トイレ(今年は整備されてました。)を借りて平治岳を目指す。
登山口には、”一人一石運動”なるものがあって、ぬかるみへ石を入れて歩きやすくしようと思われる運動であるが、10cm以上の石が多く、かえって歩きにくいかも。ただ、土が流れにくくするためにも必要かなとも思う。
大戸越えまでは、登山客が多いものの、50分程度で比較的順調に進んだ。。
大戸越えに着くと、平治岳南峰が間近となる。ここで食事などされている方などとても多くの方がいて驚いた。
大戸越えは、男池から登ってくる人、大船山・米窪方面に行く人降りてくる人、平治岳に登る人で混雑している。
見上げてみると、ミヤマキリシマが多く咲いている。昨年は多かったとの事であるが、今年も多いとのこと。
平治岳南峰の登り専用登山道を見ると、なんと渋滞している。大戸越えから頂上まで1時間20分もかかってしまった。ゆっくり登る間はミヤマキリシマの花を眺めることができ、おかげで時間を紛らわすことができた。
南峰までの斜面もミヤマキリシマがすばらしかったが、そこから頂上へ向かうと、頂上の斜面をすばらしく多くのミヤマキリシマが覆っており、花の群生に圧倒された。
今までずっと曇っていたが、頂上付近から晴れ間が広がり、すばらしいピンク色が映える。
花の中でパートナーと食事をとる。天気もよく、気温も上がらず、快適な時を過ごすことができた。
頂上には多くの人がいるので、長時間占有するのはやめ、次の行程もあるので、40分あまりで下山開始。
15時過ぎに坊がつる着。トイレを借りて、稲星山をめざそうと思ったが、平治岳に思いのほか時間をとられたので、他の山は今回涙をのんで、坊がつると標高差が270m前後ある諏蛾守越えを経由して帰ることにした。
北千里に入るとほとんど平坦である。三股山にもミヤマキリシマを見ることができた。また、諏蛾守越えの別れから久住山も見ることができた。
諏蛾守越えでは、大船山や米窪周辺のミヤマキリシマを見ることができたが、時期が早いのか花が少ないのか花の色があまり見られないようであった。
諏蛾守越えから長者原を目指し、17:40分長者原着。
今回も、すぐ近くの温泉にゆっくりつかり、汗を流す。
最近できた、九重”夢”大吊橋に行ってみたが、時間が遅かったのでまたの機会に訪れてみることにした。できた当初は相当混んでいたようであるが、最近はそうでもないとのことである。
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