烏帽子岳(えぼしがだけ)・大将軍(だいしょうぐん) 周南市(旧熊毛町)
標高 696.6m(大将軍:680m)
登山日 2007年7月15日

登山口(15:00)〜魚切の滝(15:19)〜赤松ヶ平との分岐(15:33)
    〜大将軍の鳥居(15:40)〜烏帽子岳・大将軍の分岐(15:47)〜大将軍頂上(15:53)
    大将軍下山(16:51)〜烏帽子岳・大将軍の分岐(16:59)〜烏帽子岳頂上(17:03)

烏帽子岳下山(17:10)〜烏帽子岳・大将軍の分岐(17:14)〜大将軍の鳥居(17:18)
    〜赤松ヶ平との分岐(17:24)〜登山口(17:51)

所要時間 2時間51分
約3.602km



 鶴の渡来地八代に鶴を見に来ていたとき、いつか登ってみようと思っていた山である。

 長い梅雨空が続いていた時、台風4号が太平洋岸を通過したことから、梅雨には珍しい晴れ間となった。
 空気も乾いてすがすがしい日となった。

 八代の魚切地区から看板に沿って入り、イノシシの柵を通り、舗装が切れたところに車を置かせてもらった。車は1台位が限界か。

 今回、メンバー2人で登る。

 登山道は、先の大雨で登山道に水が少し流れていた。傾斜が少ない山道であったので歩きやすい。
 少し行くと、魚切の滝が左に見えてくる。雨が続いたので水量が多いようである。滝は何段にもなりダイナミックに水を落としている。

 木漏れ日の美しい林間を歩くと、涼しい風が適度に吹いていて、とても気持ちよく歩けた。
 しばらく歩くと、植林を抜けるが、途中大きなまあるい石がある。何という石かは不明。このあたりからアジサイの花が登山客を迎えてくれる。赤松ヶ平との分岐から、大将軍の鳥居までは舗装路を歩く。

 大将軍の鳥居をくぐり、再び山道に入る。ここからは雑木林になる。このあたりも緑がきれいである。また、ところどころに、涼しい青色のアジサイが目を楽しませてくれる。

 途中で、草刈り機を持った方に出会う。登山道の草刈りご苦労様である。

 しばらく行くと、大将軍と烏帽子岳の分岐があり、大将軍へ向かう。10分足らずで、大将軍の山頂へ。
 山頂からは、梅雨とは思えないほど澄み渡った風景が目に飛び込んできた。
 この山頂から、近くには竜ヶ岳(以外と低く見える。)、琴石山、氷室岳などがとてもよく見える。
 烏帽子岳のかなり古い錆びた看板がなぜかここにあった。昭和49年に作られた物で、こちらに移されたようである。
 また、記帳ノートを楽しく拝見させてもらい、書き込みもしておいた。頂上で約1時間、充分風景を楽しむことができた。

 大将軍から烏帽子岳へ向かう。10分あまりで到着する。ここには三角点があるが、見通しは全く利かない。登山道も何本かあるようである。

 下山は、そのまま登山口へ向かう。天気が良く、道も緩やかであることから、あまり汗をかかない登山となった。
 
 烏帽子岳・大将軍は見晴らしがとてもよい山である。冬も多くの方が、また県外からも来ておられるようであり、改めて別ルートからも登ってみたいと思わせるすばらしい山である。

八代魚切地区登山口の案内

登山口付近の田園。緑がきれいだ。

イノシシ除けの柵。このすぐ上が登山口。

登山道は、木漏れ日が印象的。

何の石でしょう?
魚切の滝


赤松ヶ平との分岐。

大将軍の鳥居。これをくぐる。

左が烏帽子岳山頂。右が大将軍山頂。

烏帽子岳三角点。

なぜか大将軍山頂にあった烏帽子岳の看板。

大将軍の祠

大将軍から、正面は琴石山。

大将軍から。氷室岳

玖珂のまち

正面中央は竜ヶ岳

烏帽子岳・大将軍
GPSマップ

烏帽子岳・大将軍